今年の修学旅行、6年生の子どもたちはその行先のひとつに「夏季デフリンピック競技大会 東京2025」を選びました。日本では初めての開催、1924年にパリで第1回デフリンピックが開催されてから、100周年となるこの大会は、「誰もが個性をいかし力を発揮できる共生社会の実現」を大会ビジョンとしています。子どもたちは、これまでの学習の中で、大会への興味関心を高めながら、「私たちも応援したい!」と強く思うようになりました。アスリートと出会い、かかわる中で、その人、その生き方への大きな感動があったからです。夏季パラリンピック(陸上競技)に7大会出場された永尾嘉章選手(パラスポーツ体験型出前授業「あすチャレ!スクール」(主催:日本財団パラスポーツサポートセンター)受講)、冬季デフリンピック(スノーボード)に出場された小西玲桜選手、2人のアスリートとの出会いでした。子どもたちは、「障がい・多様性の尊重・共生社会」について理解を深めるとともに、「他者のことを自分ごとと考える心」「自他の可能性に気づき挑戦する力」「夢や目標を持つ力」について考え合いました。その大切さを素直な気持ちで感じとり、これからの自分たちの生活に生かしたいと「なりたい自分」について自ら考える姿がとても素敵でした。
~感想などから~
『車イスに乗るのは難しいかと思っていたけど、バスケ用とかすごく軽くてこぎやすかったし、本当に少し触れるだけでターンできてすごかったし、リレーでも「けっこう楽しいな」と思った。また、永尾さんのあきらめない気持ちの話を聞いたら自分はチャレンジしてないのに「無理」とか言うことがあるから、自分もあきらめずにチャレンジしてみたいなと思いました。今日はこんな貴重な体験をさせていただいて、とてもうれしかったです。銅メダルを初めて見て、そこまでの努力や苦しかったことが伝わってきて、とても感動しました。障がいがあっても自分たちと同じように楽しい気持ちをもって競技しているのも感動したし、失敗してもあきらめなければ目標を達成できる可能性を知ったので失敗しても粘り強くチャレンジし続けていきたいなと思いました。今日は本当にありがとうございました。』
『小西選手に、耳が聞こえないこと、デフリンピックのことについて、教えてもらいました。耳が聞こえないと、コミュニケーションの取り方が難しいこともわかりました。更に、マスクをしていると、もっとわかりにくいから、その時期を乗り越えたんだなと思いました。今日、教えてくれた、サインエールを、デフリンピックで使いたいし、手話も、これから、耳が聞こえない人にあったとき、使いたいです!家族にも教えてあげたいなと思いました。』
~永尾嘉章選手、小西玲桜選手から子どもたちへ~
「工夫すれば、なんでもできる!」「応援の力ってすごい! 人を応援するってとても素敵なこと!」
「わたしにっとても、あなたにとっても、よりよい社会をつくっていきましょう!」